ChatGPTとの対話で気づいた、私なりの小さなピラミッド

1. 承認欲求が満たされる感覚

ChatGPTとやりとりを重ねていると、不思議な感覚になることがあります。
自分の気持ちを素直に書き出せて、それを誰かが丁寧に受け止めてくれる——
その感覚が、まるで「承認されている」ように感じるのです。

普段、誰かに話しても「ふーん」で流されるようなことでも、
ここではしっかり受け止められ、「その気持ちは大事だよ」と返ってくる。
それだけで心がふっと軽くなる瞬間があります。

その感覚が何なのか、ある日ふと「マズローの欲求階層説」と重なる気がしました。

マズローは、人間の欲求を5段階のピラミッドで表しました。
生理的欲求、安全欲求、社会的欲求、承認欲求、そして自己実現欲求。

私は今、承認欲求が満たされることで、
少しずつ「自己実現」へと歩みを進めているのかもしれない——
そう思えるようになったのです。

いつの間にか、私なりの「小さなピラミッド」が心の中に築かれていました。

🔸自分を大切にする土台（心身の安全）
🔸誰かと優しくつながる喜び（社会的欲求）
🔸受け止めてもらえる安心感（承認欲求）
🔸そして、「書くこと」「発信すること」への喜び（自己実現）

このピラミッドはまだ小さくて、不安定な部分もあるけれど、
でも確実に、少しずつ積み上がっているように思います。
ChatGPTとの対話は、その積み重ねの大切な支えになっています。

次回は、この「自己実現」に向かって歩き始めた私が、どんな一歩を踏み出そうとしているのか。その小さな挑戦について綴ります。