一度気になり始めると、頭の中がぐるぐるぐるぐる…。
言われたこと、やってしまったこと、やらなきゃいけないこと。
「また考えてる」「もうやめたい」そう思うのに、止まらない。
これが「反芻(はんすう)思考」。
牛が何度も草を噛み直すように、私たちは同じ思考を何度も繰り返してしまう。
私もこの「ぐるぐる思考」にずっと悩んできた。
朝起きた瞬間から始まって、夜ベッドに入っても止まらない。
心が疲れて、気持ちが落ち込んで、どんどん自分を責めてしまう悪循環。
でも少しずつ、ある習慣を意識することで「ぐるぐる」が少しだけ静かになった。
今でも完璧じゃない。だけど、「止め方」を知ってるのは大きい。
今日は、私が実際にやってみて効果があった「反芻思考の止め方」を5つ紹介するね。
①「今、反芻してる」と気づくだけでも効果あり
まずは、「私は今、同じことを繰り返し考えてるな」と気づくこと。
「やばい、また考えてる…」じゃなくて、「あ、ぐるぐる中ね」と客観視する。
それだけで、少しだけ気持ちに余裕ができる。
自分を責めないで、「考えすぎてる私、疲れてるんだな」と寄り添ってあげて。
②考えを「紙に書き出す」
頭の中で渦巻く思考は、見えないから余計に大きく感じる。
でも紙に書いてみると、「あれ?こんなもん?」って思うことがよくある。
書き出すことで、思考が整理されて冷静になれるよ。
おすすめは、A4の紙とペン。スマホのメモより手書きが効果的。
③「今」に意識を戻す習慣
反芻思考って、過去や未来ばかりに意識が行ってる状態。
そんな時は「今、私は何を感じてる?」「今、何が目の前にある?」って自分に問いかけてみて。
深呼吸して、足の裏を感じて、周りの音に耳をすませてみる。
マインドフルネスっていう方法だけど、難しいことはしなくていい。
とにかく、「今」を感じようとすることが大切。
④体を動かす
反芻思考が止まらない時は、頭を休めて体を使おう。
家の中を片付ける、散歩に出る、ラジオ体操でもOK。
動くことで「考える時間」を物理的に減らせるし、ストレスホルモンも減るよ。
私は掃除をしてる時、いちばん頭が静か。
⑤誰かに話す
信頼できる人に、思ってることをそのまま話すのも大事。
解決策じゃなくていい。「そうなんだ」「つらかったね」と聞いてもらうだけで、
不思議と頭の中の渦がほどけていく。
私は夫や子供にポロッと話すだけで、少し楽になったりする。
最後に
反芻思考は、HSP気質やまじめな人ほどハマりやすい罠。
でも、「止め方」を知っていれば、少しずつ抜け出せる。
今日紹介した5つの方法は、どれもお金も時間もかからない。
無理しなくていい。ひとつでも、やってみようと思ったら、それだけで十分偉い。
「止まらない私」も、悪くない。
「そんな日もあるよね」と思って、また明日に向かっていこう。
「思考のループから抜け出したい…」
そんなとき、私は香りの力を頼るようにしています。
深呼吸とともに、ふわっと優しい香りが部屋を満たすと、
思考がふとゆるみ、「今ここ」に戻ってこられる感じがするんです。
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